2012年02月16日

あとがき

「LOVE02」をつくってるときは気づかなかったけど、「LOVE」と「LOVE02」の違いって極端な話、一つしかない。
「LOVE」は、「彼女の幸せが彼の幸せ」っていう物語をどうにかどうにか信じきろうとおもってつくって失敗した。それでいうと、「LOVE02」は、「しかしながら、彼の幸せは、彼女の幸せではない」っていう話が失敗したんだなぁって、なんか公演みながら思い知らされた。
彼女の幸せが彼の幸せだけど、その彼の幸せは、彼女を苦しめてるのかもしれない。
僕が、自分の公演が終わるたんびに、今回もうまくいかなかったなぁって落ち込むのは、たぶんそういう気持ちがずっとあるからなんだとおもう。
「僕が信じているものは、誰かを傷つけるのかもしれない」
それでも僕は、僕の信じること信じようとおもうし、そして、そのときに誰も傷つかないようにしたいなって心から願う。みんなを超絶ハッピーにしたいんです。僕は甘ちゃんだから、誰かを傷つける覚悟なんかに用はない。
それは今回の作品もそうだし、これからもそうなんだとおもう。
だからこれからも僕は落ち込み続けるだろうし、失敗し続けるだろうし、「LOVE03」もやるとおもう。
彼も彼女も幸せになれる場所を絶望しながら探すとおもう。
たくさんのご来場ほんとうにありがとうございました。
posted by llo88oll at 01:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月01日

プレイバック

今年は如何に紋切り型な年越しができるかが自分の中の勝手なテーマなので、大晦日は紋切り型に紅白歌合戦みて、正月は紋切り型なおせちを食べようと思っています。

で、紋切り型ついでに、紋切り型に今年を振り返ってみようと思います。なにかを思いだすというのは、えてして感傷的になりがちなので、ここはあえて思いきり感傷に浸りながら2010年をプレイバック。


『LOVE』
正月に行われたロロ本公演2回目。去年の今ごろは小屋入り&病人続出だった。
自分の悪癖として、芝居のエピローグ部分を無駄に長くしてしまうというのがあって、それにとても苦しめられた。あとスイッチとかも大変だったなぁ、ヘタクソだったなぁ、いまもヘタクソだけど。。。
当時マルケスになりたいとおもっていたのと、あらびき芸にハマっていたのが色濃く反映されている。
佐々木敦さんがPPTに来てくれて、短い時間だったけどそこで話したとき、いままで漠然としていた自分の問題意識が初めて言葉になった気がした。
美術、照明、衣装、一番お気に入り。
お客さんが少なくて凹んだ。いずれもう一回やりたい。


『旅、旅旅』
これが5月、たぶん。ツイッターのおかげで色んな人がきてくれた。知り合いもたくさん増えた。
現時点でのロロの問題意識の出発点になってる作品で、個人的にとても気に入ってる。可能世界ものがやりたいというパッションのみで作った、そうでもないか。台詞書くのが気持ち悪くなっていた時期。
何かの選択に迫られたとき、自分は役者が辛くなる方を選ぶという悪癖があることが露わになった。
カメ、ダイゴがいなかったっていうのも大きかった。2人不在でも作れたっていう自信と、2人の不在を俺はこんなにも大きく捉えていたのかと驚いた。


『ボーイ・ミーツ・ガール』
8月。とてもしんどかった記憶がある。
「丁寧に作りたいんだ!上手に、すごく上手になりたいんだ俺は!!」と夜空にむかって叫び続けていた。なんでそんなに上手くなりたがってたのか最早謎。いや、理由はあって単純に強烈な自己嫌悪なんだけど。。。いまは、「上手さ」っていうのは、そんなに単純じゃなくてもっと曖昧な掴みどころのないものだなーとおもってる。
出演者が多くて祭りみたいで楽しかった。今おもうと、この祭り感が作品に与えた影響は大きかったのかも。観てくれた人の反応がいまだによくわかっていなかったりする。
PPTにちからさんや土佐さんや松井さんがきてくれて、それぞれほんと楽しかった。話したりないなー。1日かけてやりたい。
「いでよ、ロロの役者たち!」って感じだった。どんな感じかしらんけど。キャラクタライズっていうのは少しできたかなーとか。
とにかく役者に大変助けられた。こんなにも役者が立ち上げてくれるものかと。泣ける。泣ける泣ける。
「ボーイ・ミーツ・ガール」は僕が芝居やってる限り、リライトし続けていこうと。全然違う話になっても、恋だのに興味がなくなっても、男の子と女の子が出逢わなくなっても。


「いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校」
初めての再演だったり京都だったり。
最初どーしよーかなーどーしよーかなーばっかり言ってた気がする。台詞嫌いが末期だったから、台本が気持ち悪くてしかたなくて。
気持ち悪くないようにするにはとか、コレなにが面白いんだろうとか、そんなことばっかり考えながら稽古してて、役者のフィードバックにこれまた助けられた。この台詞ってそんなに素朴に言ってもいいんだぁ、とか。ほんと、ロロのマテリアルだなぁとおもう。「わたしは、あなたが、好きです」っていうのを如何に言うか。
京都は超楽しかった。みんな大好きになった。我が家のカレーをみんなに振る舞ったら意外とおいしいっていってくれた的達成。誘ってくれたくにおさんにはほんとに感謝。コレなきゃたぶん「いつだって」再演しなかっただろうし、そういう意味でも大きかった。

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こんなもんか。色々あったなぁ。一年って早いし遅いし長いし短いなぁ。ほんとコロコロ考え変わるなぁ、自分。

振り返ってて蘇ってくるのは、やっぱり役者で、役者の表情とか声で、どんな台詞だったかとか、どんなお話だったかは薄れても、役者があのときあそこにいたっていうのは鮮烈に残ってる。それは、きっと、観客の人たちもそうで、だから、ロロっていうのを本質的に作っているのは(僕とかスタッフとか勿論なんだけど)役者で、彼/彼女がいなかったら、あの作品はあの作品じゃなかったしロロじゃなかったしってものすごい当たり前なんだけど、うーん。
なんかロロのこと考えてたら寂しくなってきた。

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さて、現在2月の公演にむけて稽古中。
いまここでおこることが、明日もそこでおこるということ、昨日もおこったということ、明日はもうおこらないかもしれないということ、もしかしたらそれはおこらなかったかもしれないということ、そういうことに思いを馳せる、芝居になればいいなと。


長いし、まとまりがないな。
posted by llo88oll at 00:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月08日

最近の色々

僕は最近お芝居してました。「いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三小学校」っていう作品で、去年やった作品の再演です。東京と京都でやりました。

ご来場くださった方々、本当に本当にありがとうございました。

今後機会があれば、色んなところでこの作品をやりたいなーとおもってます。作品に思い入れとか普段まったく抱かないけど、この作品には意外と愛着が湧いた。あんまり好きじゃないんだけどね、愛着とか。

あと、なにより毎度のことながらたくさんの人に感謝です。芝居を一緒に作ってくれた人も、ロロを観に来てくれた人も、ロロと誰かを繋げようとしてくれた誰かも、本当に本当にありがとうございます。滑舌が治るくらい感動してます。
何かと何かが邂逅することを信じてるからぼくは芝居をやっていて、みなさんがいるからぼくはそれを信じることができます。今日のぼくはなんて素朴でしょうか!

ま、という感じです。初めての京都も最高でした。高校が男子校で、修学旅行もなかったぼくは、遅れた修学旅行を体験できました。誘ってくれたくにおさんにはなんとお礼をいえばいいか。

・次は12月に横浜で忠臣蔵やります。その後、2月にアゴラで本公演。その後もどんどん楽しいことだらけなので、よろしくお願いします。
posted by llo88oll at 03:37| Comment(10) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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